脱毛の知識

【医師監修】メンズのVIO脱毛のデザインやメリット・デメリットをご紹介!女性が施術を担当する?

最近では、男性がVIO脱毛をしていても珍しくない時代となりました。しかし「VIO脱毛に興味があるものの恥ずかしさがある」や「脱毛後の見た目の変化が気になる」などの理由から、一歩踏み切れないという男性もいらっしゃるでしょう。

VIO脱毛はご希望に応じて、一部分のみの毛量を減らして違和感のない見た目に仕上げることも可能です。本記事では、メンズのVIO脱毛でできるデザインを5つご紹介します。

また男性がVIO脱毛を受けるメリットとデメリット、施術において気になりやすい点なども解説するので、メンズのVIO脱毛に興味を持っている方はぜひ最後までご覧ください。

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メンズのVIO脱毛の範囲

VIOラインとはVライン、iライン、Oラインの3箇所を合わせた、デリケートゾーンのことを指します。

まずはメンズのVIO脱毛の施術を受けられる範囲を、各箇所に分けて詳しく解説します。具体的にどの箇所をどの程度脱毛したいのかイメージしながら読み進めてみてください。

Vライン

Vラインとはビキニラインとも呼ばれ、男性器の上部に位置する三角形の領域です。具体的には、おへその下部あたりから正面側の足の付け根あたりまでを指します。

Vラインの毛は正面から見たときに目立ちやすいため、VIO脱毛の中でも人気がある箇所です。Vラインの毛を全て脱毛してツルツルに仕上げることはもちろん、毛量を減らしたり気になる箇所のみを脱毛したりすることもできます。

希望の仕上がりに応じて、自由にアレンジできるのがVライン脱毛の特徴です。Vラインの脱毛で一般的なデザインについては、後述します。

iライン

iラインとは男性器そのものと、男性器から肛門にかけての領域の両方を指します。この領域がアルファベットの「i」に似ていることから、iラインと呼ばれます。肛門周辺の領域は、iラインには含まれません。

またiラインの中で照射できる箇所は、サロンやクリニックによって異なります。例えば「メンズじぶんクリニック」では、突出している箇所である陰茎や、精巣を包んでいる袋状の陰嚢部も含めてまんべんなく照射できるのが特徴です。

実際に照射する箇所は自由に選択できるので、毛が生えている領域や毛量によって医師や看護師、スタッフに希望を伝えてみてください。

Oライン

Oラインとは肛門周辺の領域を指し、ヒップ全体の肌は含まれません。肛門周辺に生える濃く太い毛が、Oライン脱毛の対象です。

Oラインの毛は外からは目立ちにくいですが、衛生面を考慮して脱毛の施術を受ける男性が増えています。肛門周辺の毛が少なくなると、排せつ物が残りにくくなり、清潔感を保てるなどのメリットがあります。具体的なメリットについては記事の後半で詳しく解説するので、ぜひご覧ください。

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メンズのVIO脱毛の主なデザイン

メンズのVIO脱毛の主なデザイン

VIO脱毛は「全ての毛を脱毛するもの」と理解している方もいるのではないでしょうか。しかしメンズのVIO脱毛にはさまざまなデザインがあり、iラインとOラインは全てツルツルにしてVラインは好みのデザインにするといったことも可能です。

ここからは、メンズのVIO脱毛で代表的な仕上がりのデザインを5つ紹介します。ご自身の希望にマッチするデザインを見つけてみてください。

ハイジニーナ

ハイジニーナとはVIOライン全ての毛を脱毛するデザインです。「衛生」を意味するHygiene(ハイジーン)に由来しており、ハイジニーノと呼ばれることもあります。

デリケートゾーン周辺に毛がない状態やより衛生的な状態を目指したい方は、ハイジニーナのデザインでVIO脱毛を検討するとよいでしょう。

ナチュラル

ナチュラルとは外から見て分かりにくいiラインとOラインの毛は全て脱毛をし、目立ちやすいVラインの毛については、量を減らしたり形を整えたりして自然な見た目をキープするデザインのことです。

人から見られたときの恥ずかしさが抵抗感につながり、VIO脱毛に踏み切れない男性は多いでしょう。ナチュラルにデザインすれば違和感のない自然な仕上がりとなり、他人に見られてもVIO脱毛を受けたことがバレにくくなります。そのため人気が高いデザインです。

逆台形

逆台形はVライン脱毛のデザインの一つで、下着からはみ出ているお腹側の毛をなくし、下着で隠れる領域の毛は残すデザインです。正面から見たときに逆台形に見えることに由来します。

逆台形はナチュラルと違い、脱毛を受けていることが他人から分かりやすい傾向にあります。しかし比較的不自然な印象を与えにくいため、ナチュラルと同様に人気のデザインです。

逆三角形

逆三角形も下着からはみ出ているお腹側の毛をなくす点は、逆台形と同じです。逆台形の男性器側の先端をとがらせたようなデザインに仕上がります。

逆台形よりも脱毛の施術を受ける面積が大きいため、他人から見ると整えていることが分かりやすいでしょう。しかしその分、すっきりとして清潔感のある印象を与えられます。

長方形

長方形もVライン脱毛のデザインの一つで、逆台形の形状を長方形にしたような形です。逆台形や逆三角形と比較すると毛を残す面積が大きいため、男性的な印象を残したい方におすすめのデザインです。

また長方形は縦長と横長の2つに大別されます。縦長はギャランドゥと呼ばれるへそ周りや下腹部の毛を残しつつ、すっきりと仕上げるデザインです。横長はギャランドゥをなくしつつ、比較的自然な形でVラインの毛を残したい方に人気のデザインです。

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メンズのVIO脱毛のメリット

メンズのVIO脱毛のメリット

近年ではメンズのVIO脱毛の人気が高まっています。単に男性器周辺の毛がすっきりするだけでなく、長期的に見ても魅力的なポイントが多いためです。

ここからは、メンズのVIO脱毛のメリットを5つご紹介します。VIO脱毛を受けるかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

清潔感が出る

メンズのVIO脱毛で男性器周辺の毛を少なくすると、清潔感のある印象を与えられます。

VIO脱毛の施術を受ければ、アンダーヘア(陰毛)が部屋や浴室、トイレに落ちるリスクも減ります。家族や友達、恋人などにアンダーケアが散らばっている様子を見られる心配がなくなり、掃除が楽になる点もメリットです。アンダーヘアが抜け落ちるのを極限まで減らしたい方は、毛を完全になくすハイジニーナのデザインを選択するとよいでしょう。

また女性によっては、男性のVIOラインの毛が濃いことに嫌悪感を抱く人もいます。VIO脱毛の施術を受けておけば、清潔感を得られパートナーからの好感度が上がり、よりよい関係を築ける可能性もあるでしょう。

蒸れやニオイ、かゆみが少なくなる

VIO脱毛で男性器周辺の毛を少なくすると、毛穴から分泌される汗や皮脂が原因で生じる蒸れやニオイ、かゆみのリスクを減らせます。

普段の生活の中では、VIOラインは基本的に下着で覆われています。加えて太く濃い毛が密集しているため他の箇所よりも蒸れやすく、ニオイやかゆみの原因となる雑菌の繁殖が起こりやすい傾向にあるのです。

VIO脱毛の施術を受けることで毛が少なくなる分、通気性が良くなりニオイやかゆみの原因となる蒸れが起こりにくくなります。

特に男性器周辺に肌トラブルが起きやすい方は、メンズのVIO脱毛により得られるメリットが大きいでしょう。

排せつ時に毛が絡まなくなる

VIO脱毛のうちOライン脱毛の施術を受けると、排せつ時に毛が絡みにくくなり、不快感を減らせます。

特に肛門周りの毛が濃い方は毛が絡みやすいため、排せつ物を巻き込むこともあります。毛に絡んだ排せつ物をトイレットペーパーでキレイに拭き取るのは難しいため、結果として雑菌が繁殖し不衛生な状態となりやすいです。VIO脱毛でOラインの毛をなくしてしまえば、毛の絡みを心配する必要はありません。

また老後に介護をされる際にも、VIO脱毛で得られるメリットは大きいです。Oラインの毛をツルツルにしておけば排せつのときの拭き取りをしやすくなるため、介護者の負担を減らせます。介護される側としても、拭き取りの時間が短くなる、不快な思いをしにくくなるなどのメリットがあります。

自己処理の手間が減る

男性の中にもVIOラインの見た目が気になって、自己処理をしている方もいるでしょう。発毛組織を破壊しない限り、何回自己処理をしても毛は生え続けます。そのたびに自己処理をするのは時間も労力もかかるでしょう。VIO脱毛の施術を受ければ、毛が生える頻度や毛量を少なくできるので、その分自己処理の手間が減らせます。自己処理による日頃のストレスも少なくなるでしょう。なお、発毛組織を破壊できるのは医療脱毛だけです。エステサロンや脱毛サロンによる美容脱毛では発毛組織にダメージを与えられるものの、破壊することはできないので、一定期間経つと再び毛が生えてくる可能性があります。

自己処理による肌トラブルのリスクが減る

自己処理の頻度が減れば、男性器周辺の肌トラブルのリスクを抑えられます。

自己処理をする際にカミソリを使う場合、肌に直接刃を当てるため、少なからず肌に負担を与えます。肌の表面には目に見えない無数の傷が付き、結果としてかゆみや出血といった肌トラブルにつながりかねません。

特に男性器周辺のデリケートゾーンは皮膚が薄く刺激を受けやすいため、他の箇所よりも自己処理によって肌トラブルが生じる可能性が高いです。

また自己処理をしても再び毛が生えてくるため、自己処理から数日が経ったタイミングでチクチク感や不快感が生じやすいでしょう。一度自己処理をすると、この違和感が気になってしまい、自己処理の頻度が増えて肌トラブルが悪化する可能性もゼロではありません。

VIO脱毛の施術を受けて自己処理が不要な状態、もしくは頻度が減る状態になれば、肌トラブルのリスクやVIOラインの毛の不快感を解消できます。

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メンズのVIO脱毛のデメリット

メンズのVIO脱毛のデメリット

前述のとおり、メンズのVIO脱毛には多くのメリットがあります。しかし一方でいくつかのデメリットが生じる点も、事前に押さえておきましょう。ここからは、施術を受けるときや施術後に生じやすいメンズのVIO脱毛のデメリットを3つご紹介します。

施術を受けるときに恥ずかしさがある

メンズのVIO脱毛に踏み切れない理由として多いのが、施術を受けるときに恥ずかしさを感じるという点です。

脱毛の施術を受けるには脱毛機の照射口を男性器または男性器周辺に当てることになるため、デリケートゾーンを露出しなければなりません。

特にiラインやOラインのように、脱毛機の照射口を当てにくい箇所の脱毛をする際は、足を大きく開いたり四つん這いの体勢になったりする場合もあるでしょう。

このようにデリケートゾーンを施術スタッフや看護師に見せなければならないことから、VIO脱毛に恥ずかしさや抵抗を感じる方は多いです。

しかし施術を担当する医師や看護師をはじめとした施術スタッフは、施術のプロです。日頃から多くの利用者の脱毛を担当しており、一人ひとりの顔やデリケートゾーンの状態などを覚えているわけではないため、過度に恥ずかしがる必要はありません。

施術中に感じる恥ずかしさはその場限りと理解しておけば、大きなデメリットに感じることはないでしょう。

施術を受けるときに痛みを感じやすい

メンズのVIO脱毛の施術を受けるときに、他の箇所よりも比較的痛みを感じやすい点がデメリットとして挙げられます。

脱毛機のレーザーや光を照射すると、毛に含まれているメラニン色素と反応して熱が発生します。その熱が発毛組織にダメージを与えることで脱毛効果が得られるという仕組みです。このときに生じた熱によって、肌の温度も上昇して痛みにつながるケースがあります。

特に男性のVIOラインは太く濃い毛が集中しているため、毛が薄い他の箇所よりもレーザーや光が反応しやすいのです。痛みの感じ方には個人差があるものの、照射した瞬間はゴムで弾かれたような痛みや焼けるような痛みを感じやすいといわれています。
またVIO脱毛による痛みが心配な方は、医療脱毛を選択するのも一つの方法です。医療脱毛の場合、医師や看護師による施術が受けられるため医薬品に分類される麻酔クリームを使えます。麻酔クリームを施術を受けたい箇所に塗布することで、照射を受けるときの痛みを軽減できるでしょう。

また医療脱毛で用いるレーザー脱毛機の中には、照射をするときに皮膚の表面を冷却して痛みを感じにくくする脱毛機や、瞬間的に大きな熱が発生しにくい仕組みを搭載した脱毛機などがあります。導入している脱毛機はクリニックによっても異なるため、痛みに配慮した脱毛機があるか事前に確認しておくのもよいでしょう。

施術後に人目が気になる場合がある

VIO脱毛を受けると、かえって人目が気になる場合があります。

一般的にデリケートゾーンが他人に見られる機会はそれほど多くありません。しかし脱毛が完了した後に銭湯やサウナなどの人目のある場所に行くと、「脱毛をしていることが分かってしまうかもしれない」と周りからの視線に敏感になってしまうケースもあるでしょう。

VIOラインの全領域の毛をツルツルにするハイジニーナや、毛が生えている面積が比較的少ない逆三角形のデザインの場合は、特に人目が気になりやすいかもしれません。

他人から見られることに抵抗を感じる方は、脱毛をしたことが分かりにくいナチュラルのデザインでVIO脱毛を検討してみてください。

メンズのVIO脱毛の施術を担当するのは女性?

メンズのVIO脱毛の施術を担当するのは女性?

メンズのVIO脱毛は施術を受けるときにデリケートゾーンを露出するため、施術担当者が男性なのか女性なのか気にする方も多いです。

結論としては、メンズ脱毛の施術を担当するスタッフの性別はクリニックやサロンによって異なります。施術スタッフの性別が気になる場合やこだわりがある場合は、クリニックやサロンのWebサイトや電話にて事前に確認しておきましょう。

ただし医師や看護師をはじめとした施術スタッフは多くの施術をこなしているプロであるため、仮に女性であっても男性のデリケートゾーンについて特に気にしていません。過度に恥ずかしがらず、気楽な気持ちでVIO脱毛の施術を受けましょう。

施術中に勃起しても問題ない

デリケートゾーンの露出を過度に恥ずかしがる必要はないとはいえ、VIO脱毛の施術を受けた際に勃起をしてしまう可能性もあります。しかし施術スタッフはそういった状況にも慣れているため、不快感を覚えることはないので問題ないと認識しておいてください。

そもそも勃起は生理現象であり、不慣れな環境での露出や男性器への接触が刺激となって意図せず生じてしまうことは避けられません。施術スタッフの性別によらず施術中の勃起はよくあることなので、あまり重く受け止めないようにしましょう。

まとめ

メンズのVIO脱毛は大きくVライン、iライン、Oラインの3つに分けられ、選べるデザインはさまざまです。衛生面を重視したい方はVIOライン全体の脱毛をするハイジニーナ、他人の視線が気になる方は自然な仕上がりのナチュラルや逆台形といったデザインを検討してみてください。

ただし男性器周辺は太くて濃い毛が密集しているため、メンズのVIO脱毛は痛みを感じやすいです。痛みに不安がある方は、できるだけ痛みを感じにくい脱毛機や麻酔クリームを取り扱っているクリニックを選択するとよいでしょう。

メンズじぶんクリニックでは、比較的照射出力が低いレーザーを高速照射することで痛みを抑えられる蓄熱式脱毛機を導入しています。またVIO脱毛の場合は、無料で麻酔クリームを使用できます。無料カウンセリングも行っているので、VIO脱毛に興味がある方や、どのようなデザインにしたらよいか悩んでいる方など、お気軽にお問い合わせください。

矢加部 文 医師
この記事の監修者
矢加部 文 医師
診療科目:形成外科・美容皮膚科
診療科目:形成外科・美容皮膚科

メンズのVIO脱毛は近年人気が高まっていますが、施術を受けるときの恥ずかしさや心理的な抵抗によりハードルが高いのも事実です。

脱毛が完了した後の他人からの視線が気になる方は、毛が生えている範囲を整えたり適切な毛量に調節したりするナチュラルのデザインを視野に入れましょう。他人からは脱毛の施術を受けたかどうか判別しにくいため、VIO脱毛の初心者にも向いています。

また施術の際の痛みを抑えるなら日頃のケアも大切です。肌が乾燥しているとより痛みを感じやすいため、日頃からデリケートゾーンの保湿を心掛けてみてください。